スポンサーリンク

enoughとadequate,sufficientの違いと使い分け

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

『十分』という意味を表す単語には、enough や sufficient、adequate、ample がありますが、どんな違いがあるのでしょうか。

結果を先に言ってしまうと、3つの単語には大きな違いは無く、どんな場面でも十分と言いたいときは、enough を使っておけば間違いないです。

Enough, Sufficient, Adequate 意味の違いは?

それぞれの意味を英英辞典で調べて、ニュアンスの違いを確認しました。

・Enough

to the degree that is necessary or wanted

『必要もしくは望んでいた量』とあります。さらに細かく見ると

fairly but not very

『かなりではない』とも書いてありました。つまり、

enough は『(有り余るほどでは無いけど)十分』となります。

・Sufficient

as much as is needed for a particular purpose

『特定の目的のために必要』とあります。

enough とほぼ同じですが、enough には無かった formal という表記がありました。つまり、

sufficient は(フォーマルな場面で使える)『十分』となります。

・Adequate

fulfill a need or requirement without being abundant, outstanding, etc.

『過不足無く、要求を満たす』となります。

また、adequate の語源を調べると、ラテン語の ad『~へ』と equate『等しくする』が組み合わさって成り立っています。つまり、

adequate は『(必要最低限の量)十分』

・ample

more than enough

『十分以上』

enough は『(有り余るほどでは無いけど)十分』という意味なので、それ以上ということで

ample は『(余るほど)十分』

4つの単語のまとめと例文

enough:有り余る程ではないけど十分にある

adequate: 必要最低限な量がある

ample: 余るほど十分にある

sufficient: 十分のフォーマルな言い方

<例文>

There was ample time to get to the airport.
(空港に着くために十分な時間(余裕)がありました)

We have enough time to complete the task.
(その仕事を完了させるために十分な時間があります)

Is parking space adequate for 10 cars?
(車10台分の駐車スペースはありますか)

We did not have sufficient evidence to draw conclusion.
(私たちは、結論を出すための十分な証拠がありませんでした。)

タイトルとURLをコピーしました