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badlyの意味|ヤバイくらいと訳したほうが良いかも

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

badly と聞いたり、見たりするとネガティブなイメージが浮かびますよね。悪い、不十分なという意味の bad の副詞ですからね。

確かに badly には悪く、まずく、下手に という意味があります。

英英辞典には

in an unsatisfactory or unsuccessful way
『不満足な、失敗する方法で』

とあります。しかし、この意味だけでは訳せない文章に出会うことがあります。例えば、

例1.I want to do it so badly.
『私はそれを悪くしたい(?)』

例2.If you really want something badly enough, you can do anything for 30 days.
『もし何か悪くしたいことがあれば、(?)30日間で何でも出来ます』

例3.The school is badly in need of (=very much needs) some new computers.
『学校は新しいコンピューターを悪く欲しがっている(?)』

どの例文も badly を悪くと訳してしまうと、意味が変になってしまいます。

badly が持っているニュアンス

badly には悪い、ひどいというネガティブな意味の他に、強調する役割を持っています。

英英辞典を確認すると
to a great or serious degree
『とても、深刻な程度』

という意味があります。ポジティブなことでもネガティブなことでも badly をつけると強調できるってことですね。

badly = very much

日本語でも『ヤバイ』は、悪いことにでも良いことにでも使いますよね。英語でも否定的な単語を使って、逆に良い意味にすることがあるんですね。

先ほどの例文は次のように訳すことができます。

例1.I want to do it so badly.
『私はめっちゃしたい。』

例2.If you really want something badly enough, you can do anything for 30 days.
『どうしてもやりたい事があれば、30日間で何でも出来ます』

例3.The school is badly in need of some new computers.
『学校は新しいコンピューターをとても必要としている。』

何かしたいこと、欲しいものがあるときに very much の代わりに so badly を使ってみてはいかがですか。ちょっとネイティブっぽい表現になりますよ。

『私は〇〇〇がどうしてもしたい』
・I want to 〇〇〇 very much.
・I want to 〇〇〇 so badly.

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