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~してもらうを英語で表現|使役動詞を間違えに要注意

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

相手に何かをしてもらうときに使う動詞を使役動詞といいます。使役とは、他の人を使って何か(仕事)をさせるという意味です。英語では causative verbs と言います。

例えば、『友達に空港まで送ってもらった』や『パソコンを修理してもらった』などに使うのが使役動詞です。

使役動詞はには、have make get let があります。それぞれニュアンスが異なり、使い方も違います。間違った単語を選んでしまうと、相手に対して失礼な表現になってしまうので注意が必要です。

この記事では、使役動詞の使い方と例文を紹介しているので参考にしてください。

1.相手に何か依頼するHave
2.相手に何かをさせるmake
3.相手を説得して何かしてもらうget
4.相手に何かすることを許可するlet

相手に何か依頼するHave

自分ではできないことを他の人にお願いするときには have を使います。文の構成は下のようになります。

have + someone(頼む相手) + do(動詞の原型)

haveを使った例文

I had my friend take me to the airport.
『私は友達に空港まで送ってもらった』

I’ll have my assistant email you the documents.
『アシスタントにあなたにその書類を送るように頼んでおきます』

I had my dad repair my PC.
『私は父にパソコンを直してもらった』

<補足>
have の後に something(物)が来た場合は、動詞は過去分詞(受け身)になり『(物)を~してもらった』文章になります。例えば、

I had my PC repaired.
『私はパソコンを直してもらった』

I had my hair cut yesterday.
『昨日、髪の毛を切ってもらった』

相手に何かをさせるmake

相手に対して強制的に何かをやってもらうときには make を使います。相手が乗り気でないことを無理してやってもらう場合です。文の構成は下のようになります。

have + someone(強制する相手) + do(動詞の原型)

makeを使った例文

I made my son do his homework.
『私は息子に宿題をやらせた』

Our boss made us introduce ourselves in English.
『上司は私達に、英語で自己紹介をさせた』

She made me wash the dishes
『彼女は私に皿洗いをさせた』

相手を説得して何かしてもらうget

相手をどうにか説得して何かをやってもらうときには get を使います。文の構成は下のようになります。

get + someone(説得する相手) + to do(動詞の原型)

他の使役動詞と異なり 動詞の前に to が入るので忘れないように注意してください。

getを使った例文

How can I get my husband to help with chores?
『どうしたら夫に家事の手伝いをしてもらえるかな?』

She got her boyfriend to stop smoking.
『彼女は、彼氏に禁煙させた』

I got my brother to take me to the station.
『兄に駅に連れて行ってもらいました』

相手に何かすることを許可するlet

相手に何かすることを許すときには let を使います。文の構成は下のようになります。

let + someone(許可する相手) + do(動詞の原型)

allow や permit も同じ意味として使えますが、let に比べるとフォーマルな表現となります。

letを使った例文

I do not let my kids play violent video games.
『子供には暴力的なゲームはさせない』

Our company let us work from home.
『私達の会社は在宅勤務をさせてくれる』

He let me drive his new car.
『彼は私に新しいクルマを運転させてくれた』

まとめ

相手に対して何かをしてもらうときに使う使役動詞には、have, make, get, let があります。

  • 相手にお願いして、何かをやってもらうときには have someone do
  • 相手が乗り気でないことをどうにかしてやってもらうときには make someone do
  • 相手を説得してやってもらうときには get someone to do
  • 相手に何かすることを許可するときには let someone do

使役動詞のニュアンスの違いをつかめたでしょうか?それぞれの動詞に対して、いくつか例文を作るとより深く理解できると思います。

使役動詞は、日常会話でもビジネスシーンでも頻繁に出てくるので、ぜひマスターしてください。

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