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『コンフリクト』ビジネス用語として使われることも多くなってきた単語です。英和の辞書で調べると『論争、口論、対立』という意味がが出てきます。日本語のビジネスシーンでもほぼ同じ意味で使われています。
以前は、周りの人と対立することはデメリットしか無く、できるだけ避けるようにしていました。しかし、現在はコンフリクトが起きている状態は変化のチャンスとして捉えることが多くなりました。
コンフリクトを受け入れて、上手く解決に導けたときに新しい発見、成長が起きるという考えです。そんな注目度が上がっている英単語 “conflict”(コンフリクト)について解説しています。
対立、衝突するときに使うconflict
conflict には動詞と名詞として使うことが出来ます。まずは動詞としての使い方から見ていきましょう。conflict with ~ として『~と対立する』、『〜と一致しない』となります。
『彼の考えは私のとは一致しない』
The results of the experiment conflicted with his theory.
『実験結果は、彼の理論とは一致しなかった』
Their plants conflicted with each other.
『彼らの計画はたがいにぶつかっていた』
次に、名詞『対立』『衝突』としての使い方を見ていきます。
彼は、彼の上司と衝突した。
The conflict between the two countries lasted for two years
二国間の対立は、2年間続いた
The conflicts of interest was resolved by an open and honest discussion
利害の衝突は、オープンで正直な議論によって解決されました
スケジュールが合わないときに使うconfilct
conflict(対立、衝突)と聞くと、重大な問題が起きているというイメージを持ってしまうかも知れません。ですが、シリアスな場面以外でも、単に何かと何かがぶつかっている場面でも使われます。
よく使われるのがスケジュールがぶつかった場面。『別件がある』と伝えたいときに使われます。
別件があるので、会議には参加できません。
I will cancel tomorrow meeting due to a schedule conflict.
スケジュールの都合により、明日の会議はキャンセルします。