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学生の頃はサッカー部に所属していたので、ほぼ毎日のようにサッカーボールを追いかけていました。そんなサッカー部にいると色々な英語が聞こえてきます。
中でも頻繁に聞いたり、言っていた英語がドンマイ。小学生のころ『ドンマイ』を聞いたときは意味が分かりませんでしたが、他の人が失敗したときに励ますための言葉となんとなく理解していました。
そして、大人になってからドンマイは英語 “のDo not mind” ということが分かり、和製英語だということも分かりました。
ドンマイは人を励ます言葉ではない
ドンマイは相手が失敗したときに、『気にしないで。』という意味で使われています。『また挑戦しよう』と言う意味が込められていて、相手を励ますために使われます。
しかし、Do not mind の正しい使い方と意味違います。誰かから依頼されたとき、許可を求められたときに『私は気にしませんよ』という意味で使います。
“mind” を英英辞典で調べると “to feel annoyed or upset about something” (何かについてイライラする、怒る)という意味です。それを否定するので、それをあなたがしても私はイライラしませんよ、気にしませんよとなります。例えば、
相手:”Do you mind if I smoke?” (タバコを吸っても良いですか?)
私:”No, I don’t mind at all.”(良いですよ。気にしませんよ)
I don’t mind if you email in Japanese.(メールは日本語で書いても良いよ)
以前の翻訳サイトの訳はめちゃくちゃだったけど、最近のGoogle翻訳はすごく賢くなりました。アメリカ人に日本語でメールしても正しく理解してくれることが増えました。便利になりましたね。話が逸れました。
ドンマイは相手に対して『気にしなくて良いよ』です。しかし、Do not mind は私は『気にしません』と対象が違います。なので、相手を励ます意味としては使えないです。
相手を励ますときに使える英語
和製英語のドンマイという意味を英語で言うときには、いくつか表現があります。中でも簡単なものを2つご紹介します。
1. Don’t worry about it. (それについて配しなくて良いよ。気にしなくて良いよ)
この表現が便利なのは相手に対しても自分に対しても使えるところですね。相手に気にしなくて良いよ、私は気にしませんよ 両方の意味を持っています。
2. It’s alright.(大丈夫だよ)
“Next time” とか “There is always next time.”(次があるよ)を付け加えると、さらに励ますことが出来ますね。