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アメリカからエンジニアが会社に来ました。いろいろと会社の状況を話したり、新しいプロジェクトについて話し合うことになっています。
電話と違って、面と向かって話すときはジェスチャーが使えるのでとても助かります。適当な英語、もしくは言葉が無くてもジェスチャーやホワイトボードを使えば、どうにか話は伝わりますからね。
とは言っても、アメリカ人(英語ネイティブ)と1週間、毎日、英語を使うのは本当に疲れます。日本語で会議する2倍、3倍体力が必要な気がします。
頭の中で英語を聞き取りながら、日本語に変換して理解。その後、日本語で答えを考えて、それを英語に変換して発言する。こんなことを1時間も続けていたら、もうぐったり。
疲れが溜まってくると、不思議なことに突然、英語が聞き取れない時間がやってきます。もう英語が言語ではなく、音になってしまいます。
『あれ、耳がパタッと閉じて、耳の穴を塞いだのかな~?』という感じです。こうなってしまたっら、もう会話どころではないです。
なんとなくリアクションを取って上手くその場をしのぐだけで精一杯。聞き直すにも、どこから分からなくなったのかさえ分からない状態になります。
ただ、英語に対する体力が付いたのか、英語の能力が伸びたのか分かりませんが、英語が音になることが減っています。意味は分からないことは多々ありますが(汗)
とにかく洋画、アメリカドラマ、アメリカのYOUTUBERでも良いので英語を聴き続けて、英語を聴く体力を付けることが大切なことですね。多読ならぬ多聴ですね。
ただし、気をつけなくてはいけないことが1点。英語を聞き流さずに、集中して聞くことです。有名な英語教材で1日〇〇分聞き流すだけで、英語が話せるようにというのがありますが、あれはウソですよね。
英語を聞き流していたら、英語を聞き流すクセが付いてしまいます。集中して聴いて文章を頭の中に入れて、実際に発音しないと効果はほとんど出ないと思います。
もし、外国人が日本語を覚えるために家にこもって音声CDをボーっと聞いているだけだったら、日本語が話せるようになるとは思えませんよね。会話しなくちゃダメだよと言いたくなりますよね。それと同じです。