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TOEICなどの試験を受けたとき 『思ったよりも難しかった~』とか、出張のときふと入ったレストランがおいしくて『思ったよりおいしかった~』と言うことがありますよね。
そんな話を英語で伝えるには、なんと言えばいいのでしょうか?
思ったよりも〇〇だったと伝えるためには、比較表現(比較級)を使います。
比較級は形容詞や副詞の語尾にer、もしくは形容詞や副詞の前にmore をつけます。ただし、good は better 、bad は worse に変形します。
そして、思ったよりもは than I thought 、than I expected で表現することが出来ます。
ちなみに、thought と expected の違いは、
thoughtは、思ったや考えたという意味、expected は、予想したや期待したという意味なので、ほとんど同じですね。厳密に言えばニュアンスは違いますが、どちらを使っても通じます。
日本語でも『思った以上に』『予想した以上に』と言われても、ほとんど同じ意味と受取りますよね。深く考えずに使いやすいほうを使いましょう。
<例文>
『思ったよりも良かったです』
・It was better than I expected (thought).
『昨日は思ったよりも寒かったです』
・It was colder than I expected(thought) yesterday.
『TOEICは思った以上に難しかった』
・TOEIC was more difficult than I thought.
『そのスタジアムは思ったよりも大きかった』
・The stadium was bigger than expected.
(SNSを見ていると、than の後に続く主語を削除している人が多いです。個人的なことを発信しているので、主語が無くても通じるからでしょうね。)
『このイベントは思ったよりも楽しかったよ』(写真を見せながら)
・This event was more fun than expected.
『魚料理は思ったより少し辛かった。』
・Fish dishes were a little spicier than expected.
a little が付くことで『少し、ちょっとだけ』という表現にすることが出来ます。