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英会話に文法の勉強は必要|ときどき復習することが効果的

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

英会話に文法は必要か、それとも必要でないか?これは以前から議論の的になっていますね。

文法が必要ないといっている人の言い分としては、アメリカ人は文法の勉強をしなくても自然と話せているから。

確かに、アメリカ人は現在進行形は△△、現在完了形は〇〇 など文法の学習をしなくても、自然と英語の文法を身につけています。

これは日本人が日本語の細かな文法の勉強をしなくても、複雑な日本語を話せることと同じですよね。

これは、アメリカ人も日本人も、子供のころから常に母国語に触れることが出来るので、自然と身につきます。

しかし、母国語以外の言語に、ずっと触れ続ける環境を作るのは難しいですよね。

特に、母国語で頭が一杯になってしまっている大人では、そのような環境にいても子供のように、すぐに身に着けることは困難です。

では、どうしたら良いのか?

そこで、必要となってくるのが文法です。ある程度の文の型を知っていれば、そこに名詞や動詞などを当てはめるだけで、言いたいことを相手に伝えることができます。

また、大人は子供と違って、色々な知識や経験を持っているので、文法を理解するのも早いです。

この文法は会議のときに使えそう、こっちの文法はプレゼンのときに使えそうなど、現実の状況に重ねながら覚えることも出来ます。

なので、英会話の学習をするときは、中学校で習った程度の文法は、復習したほうが良いと思います。

英語の文法はときどき復習が効果的

英文法の勉強は必要と言っておきながら、私は嫌いです。以前は、文法の勉強や単語の学習に時間を使っていましたが、最近はほとんどしていませんでした。

机に向かって文法や単語の勉強をするよりも、オンライン英会話を受講したかったので。

英語学習にたっぷりと時間をかけられれば良いのですが、仕事をしているとそうはいかないですからね。

しかし、先日、新幹線に乗っているときに『日本人の英語』という英文法に関する文庫本を読んだときに、はっとしました。

この本は、アメリカ人の著者が日本人が間違いやすい英語、冠詞、受動態、時制などについて、ネイティブはどう感じながら使っているのか解説しています。

読むのは今回で2回目です。正直、1回目は良い本なんだろうけど、理解しきれない部分もたくさんありました。

(誰もが読みやすいとは言えません。英会話の勉強を始めたばかりの人には、おススメできません。)

でも、ネイティブとの会議、プレゼン、メールでのやり取りが増えた今、改めて読んでみると、この本がいかに凄いかが分かりました。

Amazonのカスタマーレビューも星4.3でした。

“a(an)”と”the”そして冠詞無しの意味の違い、現在完了形と現在完了進行形のニュアンスの違いなど、新しく学べたことがたくさんありました。

今回、文法に関する本を読んで思ったことは、

1.個人の英会話レベルによって必要な文法レベルが違う。

2.オンライン英会話などで英会話のレベルが上げながら、ときどき文法を復習する。

英会話を始めたばかりの頃は、難しい文法は必要無いと思います。たぶん、正確には理解できないし、使いこなせません。

でも、英会話の勉強を続け、英会話スキルが上がると、以前は理解できなかった文法が理解できるようになり、使えるようにもなります。

文法の勉強ばかりしていても、英語は話せるようになりません。それでも、文法は重要なので、ときどき英文法の復習、おススメです。

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