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会社でも友達どうしても『~したほうが良いよ』何かをおすすめしたり、アドバイスしたい場面があると思います。そんなとき、英語では何と言えば良いのでしょうか?
have to, had better, should などの表現が思いつくかもしれませんが、場面ごとに使い分けできていますか?
この記事では、友達や同僚に何かアドバイスや提案する表現を紹介します。
提案に使える5つの表現
提案するときによく出てくる単語を、言葉の強さ順にならべると
must > have to > had better > should > want to
となります。
それでは、それぞれの表現について詳細を見ていきましょう。
must
『~しなければならない』という意味で、最も強い表現になります。提案というよりも義務を表します。必ず行うことが必要なこと、法律、命令を伝えるときに使います。
You must not smoke at this restaurant.
『このレストランでタバコは吸ってはいけません』
At the security gate, you must show your passport.
『セキュリティーゲートではパスポートを見せなくてはいけない』
have to
『~しなければならない』日本語にするとmust と同じですが、mustより控えめな言い方です。周りの状況から見て、行う必要があるというニュアンスです。
You have to finish this task by this Friday.
『金曜日までのこの仕事を終わらせてください』
We have to read this book.
『この本は読まないと』
had better
『~した方が良い』という意味で辞書に載っているので、アドバイスするときに使われることが多い表現ですが、若干ニュアンスが異なっています。
『~したほうが良いよ』の後に、さもないと大変なことになるよ。とちょっと脅しの意味が込められています。
You had better go.
『行ったほうが良いよ(行かないと・・・)』
You’d better call your boss to say you’ll be late.
『遅れることを電話で伝えたほうが良いよ(伝えないと怒られるよ)』
should
辞書には『~するべきだ』とあるので、ちょっと強い意味で受け取られがちですが推奨、提案の『~したほうが良いよ』という柔らかいニュアンになります。
You should take the bus.
『バスで行ったほうが良いよ』
You shouldn’t say anything now.
『今は何も言わないほうが良いよ』
want to
should には『~すべきだ』という意味があるように、義務的な意味も含まれているので、何かをオススメするときには少し強いニュアンスになります。
そこで、友達や同僚にやんわりとオススメを伝えるときに使われる表現が might want to です。
want to は『~したい』という意味だけでなく『~したほうが良い』という意味も持っています。そこに、might をつけて更に柔らかい表現にします。
You might want to fix it.
『それは直したほうが良いかもしれないよ』
You might want to change the expression here
『ここの表現は変えたほうが良いかもね』