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『もし~だったら』は If |仮定法で表現の幅を広げよう

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

日常会話でも、仕事上の会話でも『もし〇〇なら、xxする』とか『もし〇〇だったら、xxだったのに』という表現を頻繁に使いますよね。

当然、英語にも同じような表現があります。学校の授業の中では『仮定法』として教えられた思います。

『仮定法』って聞くと言われると、難しく感じてしまいそうですが、実は普段の会話の中でよく使われる一般的な表現です。

例えば、
『もし言ってくれてたら、〇〇できたのに』
『もし〇〇をしたら、xxになっちゃいますよ。』
『もし明日晴れたら、遊びに行こうよ?』
『もし宝くじ当たったら、どうする?』
『私だったら、〇〇するかな~』

こんな表現をよくしますよね。これが仮定法です。

もし~したらは”if”を使って表現

もし~ と表現するときには、if を使います。そして、if の後に続く文章の形を変えることで、過去、現在、未来、そして架空のことを表現します。

現在形で使う仮定法
『もし今〇〇ならば、xx』と表現したいときは、if のあとに現在形の文章と続けます。そして、その後に現在、過去、未来形のどれかを付けます。

If 現在形、未来形
If you want to study Japanese, I will teach you Japanese.
(もし日本語を勉強したいなら、教えてあげるよ)

If 現在形、過去形
If you have stomach ache,you ate dinner too much.
(もしお腹が痛かったのであれば、夕食食べ過ぎたんじゃないの)

If 現在形、現在形
If my children are happy, I am happy.
(もし子供が幸せならば、私は幸せです)

未来形で使う仮定法
『もし未来が~だったら』と表現したいときも、if の後に現在形の文章を続けます。

If 未来形、未来形
If it is sunny tomorrow, I will go shopping.
(もし明日晴れたら、買い物に行こうかな)

If 未来形、現在形
If you are free after work,call me.
(仕事の後に暇だったら、電話して)

if の後に will を入れたくなりますが、入れては間違いになってしまいます。厳密には、推定の will は入りません。if には不確定なことを表しているので、そこに推定の will があると、意味がかぶってしまうので。

意思を表す will であれば if の後に入れることは出来ます。まっ、難しいことは考えずにif の後は現在形と覚えておいたほうが、実際の会話では使えますね。

過去形で使う仮定法
『もしあの時~だったら』と表現したいときには、if の後に過去完了形の文章を続けます。

If 過去完了形、完了形
If you had not late, you could have met him.
(あなたが遅れなかったら、彼に会えたのに)

If you had told me, I would have seen the TV show.
(教えてくれてたら、そのテレビ番組見たのに)

過去形の文章ですが、if文では had + 過去分詞(過去完了形)を使います。その理由は、次に説明する空想の話をするときに過去形を使うからです。

空想
『もし~だったら』と通常ではありえない話をするときには、if の後に過去形の文章を続けます。

If 過去形、過去形
If I were you, I would ask her out on a date.(もし私があなただったら、彼女をデートに誘うよ)

If 過去形、過去形
If I won lottery, I would quit our company.(もし宝くじにあったたら、会社を辞めます)

if 仮定法のまとめ

現在『もし(現在が)~ならば』 If 現在形、(現在形、未来形、過去形)

未来『もし(未来が)~ならば』 If 現在形、(現在形、未来形)

過去『もし(過去が)~だったならば』 If 過去完了形、完了形

空想『もし(空想の世界)~だったらな』 If 過去形、過去形

アドバイスするときに使える便利な表現

仮定法を使うことで、相手にアドバイスを求めたり、アドバイスすることが出来ます。

What would you do?
(あなただったらどうしますか?)

– If you were me (もし、あなたが私だったら)が省略されています。

I would have a meeting with the customer.
(私だったら、客先と打ち合わせをしますね。)

– If I were you(もし、私があなただったら)が省略されています。

would を使うことで仮定法となり、アドバイスを求めたり、アドバイスをすることができます。これは便利な表現ですね。

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