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『多い』を表す英単語はmany, much, a lot of, lots of, numerous などいろいろあります。意味はほとんど同じですが、場面によって使い分ける必要があります。
修飾する名詞が book や car など数えられるもの”可算名詞”なのか、water や effort など数えられない名詞”不加算名詞”なのかによって違う単語を使います。
また、会話の中で使うのか、レポートなどの文章で使うのかによっても、単語は使い分けられています。
many は可算名詞に対して使われます。ちょっと硬い表現で口語ではなく文語で使われることが多いようです。
・He has many books. (彼はたくさんの本を持っている)
・There were so many cars.(たくさんの車があった)
muchは不加算名詞に対して使われます。
・There is not much water.(あまり水が無い)
・He made much effort to pass the examination.(その試験に合格するためにたくさん努力した)
a lot of と lots ofは可算名詞にも不加算名詞にも使うことができ口語的です。なのでmany かなmuchかなと迷ったときは、a lot of か lots of を使っておけば間違いないです。lots of の方がよりカジュアルな表現ですね。
numerous は、私はまだ使ったことは無いです。かなり硬い表現で、どきどき本やレポートの中で見かける程度です。ちなみにmanyと同じで可算名詞について使われます。
まとめると
可算名詞に使われる多いを表す英単語は、カジュアル順に lots of ⇒ a lot of ⇒ many ⇒ numerous となります。
不加算名詞に使われる多いを表す英単語は、カジュアル順に lots of ⇒ a lot of ⇒ much
多いを表す表現はほかにもたくさんありますが、出会うたびに覚えていくしかないですね。とりあえず『多い』と言いたいときは a lot of を使えば問題ないですね。