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『会議は月曜と火曜日どっちが良い?』とか『お昼は中華にするイタリアンにする?』という会話は仕事でもプライペートでもしますよね。
『月曜が良い』とか『中華が良いな』と答えるのが明確で良いのですが、これと言って希望がないときは『どっちでも(いつでも)良いよ』と答えたくなると思います。
そんなときは英語ではなんと答えれば良いのでしょうか?
言い方はいろいろありますが、今回の記事ではよく使われる3つの表現と使い方に注意が必要な表現について説明しています。
よく使われる3つの表現
・Anything (Any time) is fine.
・It doesn’t matter
・It’s up to you
よく耳にするけど注意が必要な表現
・I don’t care
Anything is fine
Anything は『何でも』、fine は『良いです』なので、直訳すると『なんでも、どれでも良いですよ』となります。選択肢が2つでも、2つ以上でも使えます。
聞かれていることが日付の場合は Anything を Any time(いつでも)、場所の場合は Anywhere(どこでも)に置き換えることで使えます。
また、is を will be や would be にしても意味はほぼ同じです。would be にすると丁寧な表現になります。
カジュアルすぎないので、ビジネスシーンでも使うことができる便利な表現です。
It doesn’t matter
matter は『重要なこと、考えなければいけないこと』という意味なので、直訳すると『それは重要なことではないですね』。つまり『何でも良いですよ』となります。
ネイティブが頻繁に使う表現ですが、カジュアルな表現となります。
It’s up to you
up to は『~の責任』という意味なので、『それはあなたの責任だ』となります。もちろん『どっちにする、何にする?』という場面では『あなたに任せますよ』という軽い表現になります。
こちらもネイティブがよく使う表現ですが、少しカジュアルな表現となります。
I don’t care は失礼になることも
careは『興味を持つ、関心を持つ』という意味なので『私は興味がありません、関心がありません』となります。そこから『何でも良いです』となります。
注意しなければいけないことは、声のトーンや表情、ジェスチャなどです。相手によっては『興味が無いから何でも良いです』と受け取られてしまうこともあります。
恋人や奥さん、旦那さんから
What do you want to do for dinner toning?(夜ご飯どうする?)
What should we do this weekend?(週末どうする?)
と聞かれたとき
ぶっきらぼうに
I don’t care.(別に何でも)
なんて言ったら怒られますよね。
I don’t care は注意して使ってください。英語に慣れるまでは使わないほうが無難かもしれません。
まとめ
今回の記事では、4つの表現を紹介しましたが、他にもいろんな表現があります。ですが、まずは Anything is fine を使うことをおすすめします。
Anything is fine にはネガティブな意味が含まれず、カジュアルすぎず、ビジネス会話にも使えます。
また、Anything を Any time(いつでも)、Anywhere(どこでも)と変えることで、さまざまな場面にも使えます。
英会話を勉強していると、他の表現を使いたくなってくるので、そのときに覚えたほうが楽ですよ