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as much as の意味と使い方|文頭に来た場合は

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

as much as は、会話の中、文章の中に頻繁に出てくる表現です。as も much も簡単な単語ですが、しっかりと意味と使い方を理解していますか?

as much as には、大きく分けると2つの意味があります。正しく使えと表現の幅を広げることができる便利な表現です。

この記事では、as much as の2つの意味と使い方について解説しているので参考にして下さい。

as much as : 同じ程度

as much as の1つ目の意味は、『(2つのものを比べて)同じ程度、量』となります。

英英辞典には、
an amount/degree that is equal
『量や程度が同じ』とあります。

それでは、例文で使い方を見ていきます。

例文1.
I studied math as much as she did.
『私は彼女と同じくらい数学を勉強をした。』

この文章を分解すると下のようになります。
I studied math this much = I studied math this much
私は数学をこれくらいの量 = 彼女が数学を勉強した量

例文2.
I like playing soccer as much as watching soccer.
『私はサッカーを観るのもサッカーをするのも好き』

例文3.
You ate as much cake as I did.
『私の妹は私と同じくらいケーキを食べた』

much の後に具体的な物を入れることも出来ます。もし、ケーキがテーブルの上にあり、ケーキの話をしていることが明確であれば cake”ケーキ” を省いて

You ate as much as I did.

とすることも可能です

例文4.
I tried to learn as much as I can
『できる限り学ぼうとした』

この文章を分解すると下のようになります。
I tried to learn this much = I can learn this much
『私はこれくらいの量を学ぼうとした』 イコール 『私はこれくらいの量を学ぶことが出来る』

このことから as much as I can で『出来る限り~』という意味になります。

as much as : ~ですが

as much as には『~ですが』と逆説を表すこともできます。

英英辞典には、
Although / Regardless of
『しかし/関わらず』とあります。

この意味で使うときには、文の先頭において、1つ目の文章と2つ目の文章の間にコンマ(,)を打ちます。

また、先頭の As が省略されて Much as となることもあります。それでは、例文を見て使い方を確認しましょう。

例文1.
As much as I want to stay here, I have to go.
『ここに居たいのですが、行かなければなりません』

この例文はポジティブな文とネガティブな文、2つの文から作られています。

I want to stay here.
『私はここに居たい』(ポジティブ)

I have to go.
『行かなければならない』(ネガティブ)

but を使って次のように言い換えることも可能です。

I want to stay here but I have to go.

例文2.
Much as I would like to help you, I can’t.
『手伝いたいのですが、出来そうにありません』

依頼を丁寧に断るときに使える便利な表現です。

例えば、同僚から飲み会に誘われたとき、仕事で忙しい、締切が迫っているなどで、断るときにも使えます。

(As) much as I would like to go to the drinking party, I can’t.
『飲み会に行きたいのですが、行けません』

会話やメールの中で “as much as” が文頭に来たら『あっ、この後に逆説的な文章が来るな』ということがわかります。

例えば、”As much as I would love to help you”と聞こえたら、後の文章がなくても『手伝ってもらえないな』という事が分かります。

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