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前置詞の使い分けって難しいですよね。例えば、場所を表す前置詞であればat, in, on, to などがあり、どのときにどれを使えば良いのか迷うことがあります。
ちょっとした会話であれば、前置詞を間違っても話はある程度通じるので問題はありませんでした。でも、少しずつ会話ができるようになると、複雑な会話もしたくなります。
そんな時、前置詞が間違っているとうまくニュアンスが伝わらないときがあります。日本語でも「て、に、を、は』を間違うとうまく意図が伝わらないことがありますよね。英語も同じで、前置詞の使い分けが重要になります。
場所を表す前置詞の使い分け
at
used to say exactly where something or someone is, or where something happens(物、人がいる具体的な場所や事が起こる具体的な場所を伝えるときに使う)
集合場所などピンポイントの場所を表すときに使います。
on
touching a surface or being supported by a surface(表面に触れていること、ある表面によって支えられていること)
onは『~の上に』と訳されることが多いですが、表面に触れているときに使うことができます。上だけでなく、横でも下でも接触しているときは on を使います。
in
used with the name of a container, place, or area to say where someone or something is(人や物がいる場所やエリア、建物の名前と一緒に使う)
か囲まれたものの中にいる場合を表すときに使います。建物の中や何かの入れ物の中など。また、地名の前にも使われます。in Japan となると日本という地域の内側というニュアンスですね。
to
used to say where someone or something goes(物や人が場所に向かっているとき使われる。)
行き先(終着点)を表すときに使います。ちなみに、~のほうへ向かってと終着点までいかないときは、toward を使います。東京駅に行くの出れば to , 東京方面に向かうのであれば toward になります。
例文
We sat at the table (席に着いた) at:ピンポイント
We sat on the table (テーブルの上に座った) on:上に
We will hold the meeting at meeting room 1.(会議室1で会議を行います。) at:ピンポイント
There are 3 meeting rooms in our office.(オフィスには3つの会議室があります。) in:建物の中に
意味は分かってもとっさに出てこない
意味はなんとなく理解できても、実際に外国人と話しているときにはとっさに出てこないことがほとんどです。知っていると、使えるは全然違いますね。
意味が分かったら、とにかく英語を聴く、そして使ってみること。そうしているうちに、自然と身についていくんでしょうね。あまり考えなくても、自然と正しい前置詞が口から出てくる。ここまでの境地に達するには、まだまだ時間がかかりそうです。