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日本がものづくり大国、技術大国と言われていたのは、昔の話。残念ながら、今ではアメリカはもちろん、中国にまで抜かれてしまっています。いつの日か、技術大国に返り咲けると良いのですが。
ところで、『製品を作る』を表す英語にはいくつかありますが、正しく使い分けできていますか?
私の場合は、意味の違いはあまり分かっておらず、その都度、頭に浮かんだ単語を使っていました。ということで、今回は 1.Produce 2.Manufacture 3.Create の3つについて調べてみました。
Produce, Manufacture, Createの意味の違い
それぞれの意味を英英辞典で調べてみました。
Produce
to make, write etc something to be bought, used, or enjoyed by people
(買うもの、使うもの、楽しむものを作ったり、書いたりすること)
製品に限らず、さらに方法に限らず作ることを意味しています。音楽や映像などを作り出す人のことをプロデューサーと言いますね。
Manufacture
to produce large quantities of goods to be sold, using machinery
(大量の製品を装置を使って作り出すこと)
製品を大量に生産することを意味しています。製造会社のことを マニュファクチャリング カンパニー と言いますね。
Create
to make something exist that did not exist before
(今までに無かったものを存在させる)
新しいものを作り出すことを意味しています。『作る』ではなく『創る』ですね。新しいものを作り出す人のことをクリエーターと言いますね。
まとめると
Produceは、製品だけに限らず、何かを作り出すという大きな意味。
Manufactureは、製品を手や装置を使ってつくり出す、工場で製造するという意味。Produce の中の1つ
Createは、今までに無い新しいものを創り出すという意味。
工場で作るようなものは Produce もしくは Manufacture
音楽や映像、本や農作物など何かを作ることは Produce
今までに無い何か新しいものを創り出すことは Create