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前回の記事で、アメリカ人が良く使う表現 make sure について書きました。今回は、似たような表現 make sense について解説します。
make sense もアメリカ人が頻繁に使う表現です。特に、会話中にこちらが理解していないような顔をしていると
『 (Does it) Make sense? 』
と言われることが多いです。
make sense にはどんな意味があるのでしょうか?上手な使い方は?
Does it make sense を直訳すると、sense(認識)を make(作る)となるので、『それは認識を作ることが出来ますか?』となります。
make sense を英英辞典で調べると、2つの意味が出てきます。
1.to have a clear meaning and be easy to understand
『明確な意味を持っている、理解するのが容易』
2.to be a sensible thing to do
『適切なことをする』
簡単に言うと『意味が通じる、分かる』となります。
なので、Does it make sense ? (Does it は省略されることも多いです)と言われたら『分かりますか?』と聞かれていることになります。
make sense の使い方
make sense はいろいろな場面で使うことが出来ます。それぞれ疑問文、肯定文、否定文の例文を紹介します。
質問文
あることを説明した後に
Does it make sense?
『分かりますか?』
英語の表現が正しいかどうか不安なときに
Does that expression make sense?
『この表現は正しいですか』
肯定文
相手の言っていることが理解できたときに
Yes, it is make sense.
『はい、分かります』
相手が言ったことに対して納得したとき
That make sense.
『なるほどね』
否定文
Why did you do that? It doesn’t make sense
『何でそんなことしたの?意味が分からないよ』
Do you understand との違い
ところで、Do you understand ? も『理解できますか?』『分かりますか?』なので、make sense とほぼ同じ意味になるような気がしますよね。
しかし、Do you understand ? と言うと『分かってるの?』とちょっと攻撃的な印象になってしまいます。
Does it make sense ? と言うことで、軽く『分かった?』と聞けるので、頻繁に使われます。