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英語がペラペラな日本人と一緒に、アメリカン人との電話会議に参加しました。一緒にいた日本人の英語は、ほぼネイティブ。
なので、会話が早すぎて付いていくことすら難しかったです。この件についてどう思う?なんて質問されたときは、タジタジでした。
まだまだ勉強不足だな~と落ち込みました。といっても、もし付いていくことができたら、もう英語の勉強は必要なくなりますが。
そんな会話の中で、違和感ありまくりの表現がありました。それが bad taste in their mouth です。
bad taste は直訳すると悪い味、their mouthは彼らの。食べ物の話はしてないのになぜこの表現。明らかに違う意味がありそうです。
bad taste はどんな意味
調べてみると bad taste in their mouth の表現の前には leave が付きました。そして意味は『後味が悪い、悪い印象を与える』でした。
後味が悪いって本当に味が悪いわけではなく、感覚的なことですよね。なのに日本語も英語も味”taste” を使って表現するって不思議ですよね。
Our communication approach might leave a bad taste in their mouth.(私たちの伝え方は彼らの悪い印象を与えたかもしれません。)
tasteを使った表現
tasteは他の表現にも使われていました。have good taste で『良いセンス(感性)を持っていますね』となります。
He has good taste in fashion(彼はファッションセンスが良い)
taste は日本語で味だと思っていましたが、実はいろいろと意味があるようです。味だけではなく、趣味、好み、経験という意味もありました。
やはり英語1つに対して、日本語1つを当てはめて覚えるのは、混乱を招く原因になりますね。できるだけイメージで覚えることが大切ですね。